独り言

PICkit3をロジアナ化

ハードウエア開発で、PICを使用することが、多くなりました。
よくロジックアナライザが合ったらと、思う場面があります。
邪魔なほど大きいロジックアナライザを用意するのは面倒です。

ひとつ前のPICkit2では、本来のPICプログラマーとしての使い道のほかに、Tool>Logic Analyzerと選ぶだけで使えるロジックアナライザー機能がありました。
オマケとはいえ十分実用的なものだったので、PICkit3に乗り換えてからは、Toolから消え不便を感じていました。

いろいろ調べてみると、PICkit3用のPICkit2のファームに一時的に書き換えて失われていた、この機能を復活できるソフトが提供されていた事が判りました。

  1. 早速、必要なソフトを入手します。マイクロチップ社の以下のPICkit™ 3 Programming App and Scripting ToolページからPICkit 3 Programmer App and Scripting Tool v3.10 をダウンロードしてPCにインストールします。

  2. ダウンロードした、ZIPファイルを解凍すると、ソースコードと圧縮形式の実行ファイルが展開されるので「PICkit3 Programmer Application Setup v3.10.zip」というアーカイブを再度解凍します。

  3. フォルダー内の「Setup.exe」を実行してインストール。

  4. 起動すると下の画像のようなウインドが開きます。

pickit3-1.png
Tools>Download PICkit Operationg System を選んでPICkit3内部のファームを書き換えます。
pickit3-2.png
続いてそのふたつ上のTools>Logic Tools...を選択
pickit3-5.png
すると下のようなロジアナのウインドが開きます。
pickit3-6.png
結線図が出てきますので、これに従い配線します。
Analyzerをクリックすると、下記のようなロジックアナライザが動きます。
pickit3-7.png
3chですが、50kHz前後のサンプリングでも十分読めるものと思います。
また、3chあればUARTはもとよりI2C、SPIなどの解析にも使えそうです。

これを忘れると大変なことになるので・・・
pickit3-8.png
意外と忘れててアセるのが、PICkit3のファームを書き換えていたのをすっかり忘れててMPLABから使えないっていうこと。
壊れた( ノД`)シクシク…
なんていうことにならないように、解析が終わったら下の画像のようにTools>Revert To MPLAB modeを選んでファームを元に戻しておきましょう。