工業用トラックボール

工業用トラックボールは、施設・工場・企業などの管理制御機器をコントロールしているDOS/Vパソコン用のポインティングデバイスです。
PS/2ポートまたはUSBポートが搭載されているDOS/Vパソコンであれば動作可能。
マウスに代わるポインティングディバイスとして多くの画像処理システムや管理制御機器に利用されています。

トラックボール使用方法

上部にある球体(ボール)を手で回転させて、カーソル(ポインタ)などを操作するための装置で、項目の選択と決定のためのボタンが2個配置されています。
トラックボールの操作は、マウスのように手でカーソルを動かす代わりに、指先や手のひらを使って、ボールだけを回転させます。
トラックボールの操作には腕や手を動かす必要が無く、マウスのように広いスペースも必要としません。
また、足で操作することも可能であり、障害を持つ方でも利用できます。
画像診断装置のような医療用途、工業用や軍事用設備、公共施設の管理機器などの制御用コンピューターに多く用いられています。